助産師の転職・求人
助産師の転職
助産師の転職は、「多くの分娩を経験したい」「助産師外来に携わりたい」といった理由もありますが、現場が疲弊していることから、残業や夜勤など過重労働を課せられ、もう少し落ち着いた環境に移りたいといった転職理由が多いです。
また、どの職種でもあることですが、「人間関係」や「給料待遇」を理由に転職をされる方も多く見受けられます。
実際、女性ということもあり、結婚や出産を期に現職を辞められるケースが多く、日勤常勤やパート勤務を希望される方が多いです。
助産師の求人
助産師の求人の情報収集元で多いものとしては、「知人・友人・家族の紹介」、「ハローワーク」、「求人情報サイト」となっています。
特に助産師の場合は横の繋がりが強く、以前働いていた先の先輩の紹介や、現勤務先の上司に紹介してもらうなど、知人から紹介を受けるケースが多いです。
また、勤務中はなかなかハローワークなどに足を運べないことから、インターネットや携帯サイト上の求人情報サイトを利用される方が増えて参りました。
転職事情
助産師数は全国的にも充足傾向でしたが、昨今の産科閉鎖の煽りを受けて、求職者にとってははより一層厳しい状況になりました。
また産科閉鎖においては政府から助成金が出ることになりましたが、その助成金申請を各医療機関が行ったことで、収入がすぐに入らず資金繰り難から経営破たんするところも出て参りました。それにより、また求人も減少傾向にあります。ただ、そのような中、厚労省の分娩への理解と診療報酬アップがあり、状況はやや好転することが予想されてます。