歯科助手の就職
新卒歯科助手の就職
新卒歯科助手の就職は、主に以下の様な方法が挙げられます。
- 1)高校:
就職課などから紹介されて就職するケースが主。 - 2)歯科助手学校、医療事務学校など:
就職課から紹介されて就職するケースよりも、就職課にある求人から自ら情報を収集し応募するケースが多い。 - 3)短期大学、四年制大学、専門学校(医療系以外)など:
就職課からの紹介はほとんどなし。就職課に入ってくる求人も僅少。 - 4)通信教育:
民間資格取得や講座修了証までの対応で、就職までを世話してくれる講座は僅少である。
新卒歯科助手の進路
新卒歯科助手の就職・進路は以下のようになります。
- <応募手段・ツール>
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- ・求人サイト、雑誌などを利用し、自力で情報収集
- ・学校などからの紹介、学校に入っている求人から情報収集
- <就職先>
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- ・歯科医院(個人開業医)
- ・歯科医院(法人)
etc・・・
毎年(学校を卒業したばかりの)新卒を主に受け入れている医院や4月に入局できる人材が欲しい医院であれば卒業と同時に就職も可能です。
ただし歯科助手の場合欠員募集がほとんどの為、毎年4月に定期的に求人を行う医院は多くはないのが現状です。
歯科助手の需給
歯科助手の需給は、国家資格がなくても手軽に手に職がつくイメージがあり、かつ他の業種よりも(医療なので)安定しているというイメージから、未経験・未知識からの歯科助手への応募数は通年で多く、かつ景気が下方傾向になる程その数は増加する傾向にあります。
医療事務同様、もしくはそれ以上に就職倍率の高い職種でもあります。
(1名の募集枠に30~50名、多いところで100名超という医院もあります。)
一方で、見た目のイメージとは違う仕事の大変さ(専門用語が多い、終日立ち仕事や患者様に合わせた姿勢、患者からのクレームを直接受けなければならない、人間関係など)から離職率も高く、実際にこの仕事に携わってからの合う・合わないが分かれるようです。
ただし、この仕事に魅力を感じた方の中には、より専門的な歯科衛生士職(国家資格)を目指す方も多く、歯科助手として働きながら歯科衛生士学校(最近では夜間部もあり)に通学する事も増えています。