介護福祉士の転職

介護福祉士の転職は、主に以下の様な理由が挙げられます。

• ・業務内容に対する不満
• ・労働条件（勤務時間、休日、給与など）への不満
• ・結婚・出産・育児・介護などプライベートな問題
• ・職場での人間関係
• ・入社前後でのギャップ
• ・キャリアアップ（施設長、施設長候補を見据え）

中でも「人間関係」や「労働条件」に不満を感じての転職が多いようですが、どちらも転職することで必ず良くなるとも限りません。
まずは転職の目的を明確にし、自分が何を達成したいか優先順位をつけてみましょう。

介護福祉士の求人

介護福祉士の求人を探す際にはいくつか方法がありますが、近年増えてきているのが求人サイトです。
求人サイトは雑誌や折り込みチラシなどの紙媒体に比べて情報量が多く、手軽に求人を探せることが特徴の1つです。
その他に介護福祉士の求人を探す方法として、ハローワークや知人の紹介、少ないですが人材紹介が挙げられます。
ただ知人からの情報はその人の主観的な意見もあるので鵜飲みにせず、自分で確かめることが重要です。
1社ではなく数社を見て「どこが自分の求める条件に合っているのか」を比較検討すると良いと思います。

転職事情

現在と比べて、来年以降も介護福祉士の需要は高まると予測されています。
理由としては平成23年には介護の実務経験3年で受験資格の取得が可能であった事項が廃止となり、全て一定の研修を受講することが義務づけれました。
しかし実際には介護現場で勤務しながらの研修受講(最低でも600時間ということ以外決まっていません)は事実上不可能に近く、現場経験者が介護福祉士になる道は事実上、閉ざされたと言っても過言ではありません。
こちらの理由から、介護福祉士の資格を保有した現場での働き手は需要に対して供給が間に合わなくなり、これからもベテラン介護福祉士は重宝されていくと予想されます。