新卒鍼灸師の就職

鍼灸師の就職は、下記の様なパターンです。

• ・学校等に掲示されている求人票などから
• ・学生時代から勤務しているパート先にそのまま就職
• ・学校の先生からの紹介
• ・先輩や同級生からの紹介
• ・求人情報サイトなどから直接応募
• ・専門誌などに掲載されている応募要項から
• ・ハローワークなどから

が挙げられます。
以前は国家試験合格後に就職活動を行うパターンが少なくなかったのですが、整骨院だけではなく病院やなどの就業業種の拡充などにより、国試前早々に決められる方も多くなってきております。

新卒鍼灸師の進路

新卒鍼灸師の主だった就職先は治療院や整骨院、またはクリニックなどが挙げられる。
近年では美容や介護分野などにも就職先が拡がっているものの、数としてはまだまだ少ない。
特に鍼灸専門の治療院に関しては個人事業の形態をとっているところが多く、スタッフを積極採用しているところはあまり見られない。
就職情報のリサーチ方法としては、ネットからの就職活動が一番多く、ついで学内の求人票や、先生、友人等からの紹介となる。
学生時代のバイト先にそのまま就職するパターンや、ダブルライセンス取得の為に再入学するケースも散見される。

鍼灸師の需給

2008年4月現在の養成施設数は、約7倍の97校、また2008年に行われた第16回国家試験で約5,000人の鍼灸師が新しく誕生している。
そのため、例え国家試験に合格したとしても、地域によっては就職が難しくなってきているようである。
就職をした場合いずれの就職先も鍼灸治療を主に行っている訳ではなく、さらに新卒の時点から積極的に鍼灸治療をさせるところとなると稀であるために、就職先に何を求めるのか（業務内容・待遇等）しっかりと考える事が大事である。